Saltの思うこと

思ったことを書いていけたらいいなあ

むかしの話

2019年も始まったわけですが、三が日のうちに始まる新作アニメは片手で数えられるほどしかないようですね。冬の休みももうすぐ終わり、新しい1年が始まるわけです。

昨年末、こんなツイートをしました。

数多あるアニメの中から自分が見た中で良かったと思える作品たちですね。今回は、この10作品を自分なりにざっくり振り返ります。

※これらの感想には全て筆者の主観が含まれることを予めご了承ください。また、文量の差=作品愛の差、ではありません。

 

宇宙よりも遠い場所

たぶん冬クールで最速なのかな?1月2日からいきなり放送されたアニメです。

わざわざ説明するまでもなく、「まずはいいから見てくれ!」と先に言いたいですね。押し付けがましいのが苦手な人もいるのは承知で。

 

ゆるキャン△

同じく冬クールより、きらら作品ですね。掲載誌はフォワードなので、どちらかというとストーリー重視。でも他のフォワード作品に比べると、幾分ゆったりしていたような?

続編製作も決定しており、2018年アニメの中では特に成功した例だと思います。

 

ハクメイとミコチ

上記の2作を始めとした強豪ひしめく冬クール。あまり声は聞かないけれど、とても丁寧に作られている作品ですね。

少し変わった漫画的演出も手伝って、どっぷりと世界に浸ることができるんじゃないかと。

 

こみっくがーるず

季節は変わって春クール。きらら作品ですが、フォワードではなくMAX。でも、テーマ性で言えば『ゆるキャン△』よりもずっと強いかも。

駆け出しの漫画家たちを描いた作品ですが、自分はどうも、こういったクリエイター賛歌な作品に弱いですね。

 

メガロボクス

ここまでの作品が女の子女の子していただけに、急に汗臭い感じですね。

ほぼ同時刻にノイタミナが放送されており、向こうはよりカジュアルな作風だったのもあってあまり大きく話題にはならなかったのですが……。原案へのリスペクトも忘れず、空気感の作り方が上手でした。

 

刀使ノ巫女

こちらは冬から春にかけての2クール作品。現在でもラジオやゲームなどメディアミックス展開が続き、新作の短編アニメも今期放送され、オリジナル作品としてはかなり頑張ってる部類だと思います。

自分自身、それなりに追いかけているつもりですが、本当に熱のある人たちには遠く敵わないですね……。ゲームだけで精一杯です。

 

ヒナまつり

たしか、『ハクメイとミコチ』とは掲載誌が同じ。こちらは徹底したギャグ作品ですね。

ジャンルとしては不条理+シュール、でいいんでしょうか。登場人物の相関図が絶妙なバランスになっており、そこも見どころ。

 

あそびあそばせ

2作続けて不条理ギャグが続くと、なんだか頭がおかしくなってきそうです。

こちらは学校が舞台なのもあって人物は絞られていますが、一人ひとりがやたらに濃い。そしておかしい。『ヒナまつり』同様、大声で笑いながら楽しんだ作品です(深夜なのに)。

 

『色づく世界の明日から』

アニメイズム枠ですね。P.A.WORKS制作のオリジナル作品と言えば、コアな人には伝わるんだろうか。

なにより等身大の高校生感がすごい!キャラを動かすにあたって、歳相応らしさを出すのがなかなか難しいんですよね。見ていてハラハラするような、そんな危なっかしさがたくさんあって、若さを感じました。

 

『SSSS.GRIDMAN』

破天荒やら荒唐無稽やら、そんな形容詞が似合いそうなTrigger制作の本作は、『色づく』と同じく学生っぽさが溢れ出ています。

個人的に気に入っているのは、一部シーンを除いてBGMがほとんど流れないこと。それだけで演出の手段は一つ削れているわけで、映像と会話だけでストーリーのほとんどを成り立たせたのは見事だと思います。

 

2018年は初めから終わりまで、印象的な作品がたくさんありました。実際、10作品に抑えるのもそれなりに苦心しましたし。

他にも紹介したい作品はいくつかありますが、もうむかしの話なのでここで終わり!今は2019年ですからね。

今年に放送される作品たちに、真摯に向き合いたいと思います。その感想は、またいずれ。

Saltでした。