Saltの思うこと

思ったことを書いていけたらいいなあ

新英雄召喚「ラグズの王たち」

待望のラグズ実装ですね。新武器種「獣」が赤青緑白と四色揃って登場です。

ひとりひとり、見ていきましょう。

  • ラグズの共通仕様

今回追加の四人は全員専用武器ですね。(武器名に+が付いていないので)

威力は14と近接汎用武器と同じ高さ。しかし、「化身」によってさらに+2され、通常の専用武器と同じ威力16になります。

「化身」は「ターン開始時、周囲1マスに竜と獣を除いた味方がいなければ」可能。各種追加効果を受けられます。

獣は竜と同じであくまで武器属性。移動タイプは不問なので、竜であればガロン(歩行)でもミルラ(飛行)でも伝承チキ(重装)でも大丈夫。実用性で言えば、ミルラに飛行バフを持たせるのが簡単に扱えるでしょうかね。

 

  • リアーネ(無獣/飛行)

原作では周囲1マスを再行動させたりしていましたが、さすがに1体までですね。ターン開始時に味方の回復が可能なほか、編隊飛行持ち。そして何より、化身すれば3マス移動の再行動役になれます。

この間出た伝承アクアは再行動対象を3マス移動させましたが、こっちは自分が3マス動けます。使い勝手としてはこちらのが上かも。

  • リュシオン(緑獣/飛行)

上述のリアーネと役割はほとんど違わないですね。ただ、スキル的に見るならば今回の☆4落ち枠は彼かも。キャラクター数の割合の関係で☆5が出やすい(=すり抜けやすい)緑枠なのが残念なところではあります。

  • ティバーン(赤獣/飛行)

なんといっても「鬼神金剛の瞬撃」! 通常の鬼神の一撃3の効果に加え、守備+10と敵の追撃不可がくっついたLv4スキル。過去に登場した「鬼神の一撃4」が攻撃+8な辺り、明らかにバランスが崩れています。なにより「金剛の一撃4」が生まれる前から死んでしまいました。

そのぶん武器スキルはやや控えめで、「敵のHPが100%なら絶対追撃」。ティバーン自体の速さは30前後と心許ない数値であり、一撃重視のユニットと言えるでしょう。それにしても、化身すると3マス移動なので凶悪なのには違いないですが。

  • ニケ(青獣/歩行)

恐らく今回の目玉枠に相当するユニット。獣では唯一の歩行ですね。武器はキラー効果に加え、18年花嫁武器のものを持っています。純粋にバフ効果を受けやすい(大紋章等含む)ので火力は相当なもの。さらに遠距離反撃、新スキルの見切り・反撃不可、専用Cスキルの邪眼と、盛り盛りですね。

邪眼は俗に言うグラビティ。ニケ自身は近接ユニットなので、再行動→引き戻しで容易くヒットアンドアウェイが成立しますね。

  • 見切り・反撃不可

少し前から出始めた、「無効化を無効化」スキル。前回は追撃不可でしたが、今回は反撃不可。

「自分が受けている反撃不可を無効」なので、対象としてはキャンドル・フラッシュの状態異常、幻惑の杖(錬成効果やフリズスキャルヴを含む)、サカの加護、火薙ぎ武器、風薙ぎ、水薙ぎ、封印の盾あたりでしょうか。

特に幻惑の杖は、問答無用で遠距離攻撃をした上で杖のデバフ効果を押し付けたりできましたから、ようやく対策が追加されました。忘れがちですが、サカの加護も。

一方で伝承マルスの封印の盾は、反撃不可は打ち消せてもマルス自身の絶対追撃および対象の追撃不可はそのままなので、なんとか一矢報えるぐらいの認識でしょうか。

 

今回の大きな注目点としては「3マス移動の再行動」「鬼神金剛の瞬撃」「見切り・反撃不可」の3つ。特に瞬撃は、継承制限の有無次第では上位の環境はかなり荒れそう……

それと、これは予想ですが、恐らく竜と同様に獣も特攻武器がいずれ追加されるものだと思います。現在はそれが無いので、代わりに共通の弓弱点がある飛行タイプが多めですね。

第2回総選挙以降、インフレが露骨に加速しているFEHですが、果たしてどこまで行くのでしょうか……行く末を、まじまじと見守るつもりでいます。

Saltでした。