昨今のスマホゲームと言えばガチャ。ガチャと言えば課金。世の中の多くの人はそう思っていることでしょう。
「買い切り制のスマホゲームもあるぞ!」とか「エンディングがあるぞ!」とか言う方々もいますが、今回はそういう話でないので帰ってくださって結構です。あぁ、オススメもしなくて大丈夫です!
自分は現在、5つのスマホゲームをメインに遊んでいます。さらにログイン勢や気まぐれで遊ぶものも含めると8つ。
内訳は「デレステ」「ミリシタ」「FEH」「きらファン」「とじとも」。気まぐれで「エムステ」「シャニマス」「ポケモンGO」。たぶん常人にはこなしきれない量です。
今のゲーム業界を語る上で欠かせないスマホゲームですが、なんでもかんでも手を出すのは端末にも生活にもよろしくないと考え、ある程度の条件を課しています。
一つは「原作を知っていること」。
メディアミックスの一端としてゲーム化されることも珍しくない昨今、「この作品のこと何も知らないけど、面白そうだからやってみよう」とは思えない自分がいます。ゲーム展開へ引き込む導線・前段階として何らかの知識を持っているというのは心地良く遊ぶ上でアドバンテージになります。小ネタにも気付きやすくなりますし。
上で挙げたタイトルの8割はアニメ化に起因するメディア展開が多いですね。自分がアニメ好きなのもありますが、かといって「人気ゲームタイトルとコラボ!ゲーム内にあのアニメキャラクターが登場!」といったようなものには、安易に手を出さないよう心がけています。ゲーム屋さんには申し訳ないですが。
ゲームを遊ぶには時間が必要ですし、独自のシステムやキャラクターたちにできるだけ素早く適応するには、初めから(遊ぶ前から)知っておいた方がラクだと思うんです。反面、新規開拓はほぼ出来ないという欠点がありますが……当たるかどうかわからない博打より、負けても楽しかったと思える経験の方が大事かな、と。
もう一つは「課金に明確な見返りがあること」。
なにかと話題になるガチャ関係の話ですが、自分はお金を払って乱数を回すなんてこと、到底できません。皆さん本当に心の強い人だと思います。
代わりに、「x円ぶんの購入で、選んだキャラクターが必ず手に入る」、いわゆるサプチケやスカチケの類などですね。これは気が向けば、積極的に購入します。あくまで気が向けばですが。*1
据置ゲームで例えるなら、追加キャラクターや新ステージ、キャラコスチュームなどが近いです。とにかく、「お金を払えば確実に目当てのものが手に入る」ことが条件。逆に言えば、「どうしてお金を払ってn%*2を追い求めるのだろう?」となってしまいますが…
一部では「俺たちの課金でリアルイベントが開催された!」「ライブイベントにお城が建った!」なんて例もありますが、これが課金者全員に対する平等な見返りかと言うと、まったくそんなことはないと思います。*3
スマホゲームにお金を払うこと自体は、決して悪いこととは思いません。基本無料で運営している以上、どこかで収益を得なければなりませんから。コンテンツの更新やインフラの安定化、UIの改善など、運営の全てにはお金がかかる*4ので、こちらとしてもお布施程度でも、お金は出したいですしね。なんとなーく、収益のおおよそがガチャであろう現状が気に入らないだけなのです。
最も、そうなる理由は運営とユーザーの信頼関係にあるので、まずはその構築からになるとは思いますが。
そんなわけで、注釈の付け方を知ったSaltでした。