Saltの思うこと

思ったことを書いていけたらいいなあ

2020冬アニメ感想

今期は色々立て込んだりして時間になる頃にはアニメを見る元気が残っておらず、実況に関しては作品を絞りに絞りました。

まぁ無理に実況しようと見るのも両方にとってよろしくないことだし。アニメの数が多かったり、時間帯が被ったり、曜日ごとの偏りが激しすぎることも原因ですけどね。

へやキャン△

既に続編が決定している作品の「つなぎ」的立ち位置。原作の原作は現在FUZ連載なのできらら扱いしていいものなのか。

「へや」と銘打ってるわりにはスタンプラリーで外を出回ってることが多く、終盤に意図が分かりますが、山梨の観光地巡りといった具合なので、いつもの『ゆるキャン△』らしさは薄め。

あえて言えば、その「らしくなさ」を突き詰めて作られた作品かなぁと。まぁ続編があるわけですし、小休止的にはちょうどいいのかも。

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

いつものなろう枠。今回は女性主人公だったり舞台がMMORPGだったり多少アプローチが異なりますが。

コンセプトとしては「超防御特化にしたら死ななくなった」といったところで、実際ナパーム弾でも倒せなさそうなほど鉄壁なのは普段の無双系作品と比べて新鮮な面白さがありました。「死ななきゃ安い」を(ちょっと意味が異なりますが)地で行くというか。

しかしながら、中盤以降はヒドラを筆頭にスキルを組み合わせて高い攻撃力まで手に入れてしまい、それでいて防御力は据え置きなので文字通り「誰が倒せるんだよこいつ……」状態になってしまいました。

まぁそれはそれで愉快ではあるのだけど、初見の印象の良さから段々といつもの方向へねじ曲がっていった感じがするのはやや残念かも。幸いにも人気はあるようなので、続編展開はどうなるのかな。と言っても、根がMMORPGでシナリオではギルド戦が中心になってる以上、今後あまり変わり映えしなさそうなのが……

ネコぱら

元は……言わないでおこう。いや隠す時点で察されるか。

今期の中では随一のきょm……日常系というべき作品だったと思います。「美少女動物園」なんて揶揄ワードがありますがこの子たちはネコなので、文字通りの動物園です。

あとは何だろう。『恋アス』よりよほどステレオイメージなきらら的内容だからあんまり書くこともない気がする。うん。

SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!

原作ゲームのリニューアルに伴う施策の一つ、でいいんでしょうか。

前作主人公のユニットであるプラズマジカと比べると、一人一人のインパクトはやや薄め? というより、軽く触れただけでは分からない魅力の詰まった人たちな印象。キャラクターの役割配分はあまり変わりないんですけども。

今回は主に登場するバンドがだいぶ絞られていて、当番回のローテーションも短くなったため一人あたりに割ける時間が伸びた分、濃厚な描写がされたのかなー。露骨なレズがいるあたりはいつも通りというべき?

最終回ではちょっとしたファンサービスと嬉しい告知もあり、新装開店としては好調なスタートを切った印象。これからも続いてほしいですね。サンリオだし大丈夫でしょ

恋する小惑星

今期の『きらら』枠です。ここ最近、きららは比較的早期のアニメ化パターンも増えてきたような。

今回は地質・天文学がテーマということで、作中でも示された通り意外と身近にある存在なため、共感ぐあいは高かったと思います。

安定の動画工房さんなため全体的に高いレベルでまとまっていましたが、しかし初見のパンチの弱さなのか、ムーブメントを起こすにはあと一押し足りなかった感じ。「無難な優等生」とでも言うんでしょうか。逆に言えば、落ち着いて見れる良い作品でもありますけどね。シナリオそのものよりは、キャラクター同士の関係性の変化に重きを置いている節があるので、長く見続けてエモーショナルを感じるタイプかなぁ。

自分的には上田麗奈さん演じるすずちゃんこと鈴矢萌にも注目していたのですが、あまりにキャラが濃すぎてメインキャラを食ってないか? と思うことも少々。いや食うってそういう意味でなく。

ダーウィンズゲーム

金曜アニメの双璧の後半戦。『恋アス』と合わせてスーパー上田麗奈タイム(SUT)だったり。

内容としては異能力+デスゲームというそれはもう使い古されたような題材。ですがこの手の作品に珍しくない珍妙な絵面はもちろんのこと、ただ単に能力バトル! というわけでもなく、それぞれ知恵を働かせたり戦い方に幅があるのが面白かったです。本編はざっくり3章ぐらいに区分けできると思うのですが、カナメがゲームに対して理解をし、協力関係も生まれ始める中盤以降からグングン魅力的になっていきましたね。

こんなことを言ったら間違いなくカナメにぶん殴られるのだけど、映像的エンタメとしては確かなものを感じました。原作はだいぶ長丁場になっているらしく、アニメ化範囲はまだまだ序盤といった具合なので、今後があるといいのですが……。