【重要なお知らせ】
— アイドルマスター SideM GROWING STARS公式 (@SideM_GS) 2023年4月4日
「アイドルマスター SideM GROWING STARS」をご利用いただき誠にありがとうございます。
誠に残念ながら2023年7月31日(月)をもちましてサービスを終了する事となりました。詳細はゲーム内お知らせ、アイマスポータルをご確認ください。https://t.co/qN8OYV5Imb#SideM #サイスタ
告知の時点で覚悟はしていたけど、改めて告げられて「そっかー」とはなった。
サービス終了に至る様々な理由を鑑みた上で、「もうすこしなんとかならなかったかな」とも思った。
以下は約1日経って冷静になった状態での気持ち。
自分自身、アイマスPとして主軸に置いているのはミリオンライブであり、SideM並びにサイスタはキャラクターのパーソナリティを知ったり、新曲を知るために触れているという形(シャニマスもこんな感じ)だったから、ゲーム展開が終了することに関しては仕方無く思う。だって曲聴くだけならゲームじゃなくていいもんね。
そういう意味でサイスタの収益構造は結構弱くて、ほぼガシャ回すしかない。
デレステやミリシタは衣装販売があったり、シャニマスは育成システム上複数回の限界突破を必要とするから「ゲームを楽しむための」課金導線が多かったのだけど、サイスタはイベント開催にあたってはスコアランキングしかないので競争感は薄く、所謂ゲーム内サブスクも毎日単発ガシャ無料以外はスタミナ回復高速化(イベントptランキングが無いのに)ぐらいしか恩恵がないというのは問題だったと思う。
イベントの上位報酬カードってデレステにもミリシタにもあるし、どっちも途中からptによる入手保証のテコ入れが入ったけど、アレって結構必要悪だったんだなと改めて実感した。サイスタの前作にあたるエムステは上位報酬があって、初期は激戦区と化していたのも懐かしい。
強いて言うなら、サイスタは「優しすぎた」のが原因なのかなと思う。いやフェスを名乗ってるのにSSR排出率2倍じゃないんかいとか、リズムゲームの難易度設計が曖昧すぎるだろとか言いたいことは尽きないんだけど、総じて手軽に触れられることに注力し過ぎて、ユーザー側に負担を強いる場面が減っちゃったのが大きいんだろう。
それにしたって悪どいのはその終わらせ方にある。昨年1周年を迎えた時点(10月辺り)での開発者インタビューでは将来の展望を好意的に話しているし、好評の3DMVだって展開途中。それなのにゲーム内で全てが完結しないまま突然更新終了を宣言されるのはふざけていると思われても仕方が無い。特に企業コラボなんかは、コンテンツ側のユーザーと企業側のユーザーが相互に行き来することを目的としているから、企業側のユーザーが興味を持った時には既に撤退期間だなんて、おかしな話である。
前述した通り、収益が出ないから損切りするというのは至極真っ当な判断だけど、その判断が下ったのも恐らく年末か、今年に入ってからのことでしょう。そして今後の具体的な展開方針が説明されないまま、少なくともゲームの舞台からは離れることになる。無念としか言いようがない。
とりあえず気になるのは、『SideM』としての今後のコンテンツ存続に関わる具体的な展開方法と、並びにこの影響が他ブランドにも波及していくのかという点。今立ち上がっている企画が終わったらSideMは有終の美を飾ることもなく飼い殺し気味に自然消滅、なんてことにもなりかねないし。
サービス期間や利益率を考えるとミリシタもシャニマスも安全圏なんだろうとは思うけど、「IM@S 3.0 VISION」に伴ってコンテンツ展開そのものに抜本的な改革が入る可能性すら待ち受けているので、今後も出来る限り応援したい。ミリオンは今年、マジで正念場なので……。